北里大学 大学案内2018
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北里大学学長 伊藤 智夫建学の精神北里柴三郎の業績は、「科学者としての真の学問追求」「社会事業家としての国創」「教育者としての人材育成」に集約できる。北里大学は、北里柴三郎が成した学統を受け継ぎ、北里柴三郎が顕現した「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」を建学の精神としている。学祖・北里柴三郎1853~1931年。東京大学医学部を1883年に卒業後、細菌学の研究のためにドイツのベルリン大学へ1885年に留学し、ローベルト・コッホ博士に師事。多くの貴重な研究業績を挙げ、とりわけ破傷風菌純粋培養の成功と破傷風菌抗毒素の発見は世界中の医学界を驚嘆させた。帰国後は伝染病研究所を創設し、ペスト菌を発見するなど、歴史に残る数々の偉業を成し遂げた研究者であり、医師であった。 予防医学の基礎を築いた学祖・北里柴三郎の意志を引き継ぎ、感染症の脅威や食の安全、医療と環境問題など、地球規模の課題に最先端の研究で立ち向かってきた北里研究所。北里大学はその北里研究所を母体として設立された、命を尊び、命を学ぶ「生命科学の総合大学」です。 薬学部、医学部、看護学部、医療衛生学部の医療系学部のほか、獣医学部、海洋生命科学部、理学部を設置。4つの大学附属病院、東洋医学総合研究所、生命科学研究所、保健衛生専門学院、看護専門学校に加えて八雲牧場など7つのキャンパスを有する、他に類を見ない教育・研究機関です。組織の多様性と総合力を活かしながら、あらゆる生命科学分野をカバーし、学問領域にとらわれない柔軟な教育と問題解決に向けた実践的な研究を進めています。 若い皆さんには、学祖・北里柴三郎が顕現し、大村智特別栄誉教授が引き継いだ「開拓」の精神と、チャレンジする気持ちを忘れずに邁進していただきたいと思います。緑あふれるキャンパスで、共に成長しながら、社会に貢献する専門家への一歩を踏み出しましょう。学長メッセージ12開拓「事を処してパイオニアたれ」科学の世界ではパイオニアとなり独創性に富んだアイディアを持つ。叡智と実践「そして叡智をもって実学の人として」学んで得た知識と技術を実践の場に活かし社会に還元する。報恩「人に交わって恩を思え」自分を育ててくれた人と社会に感謝し社会に貢献することで、恩に報いる。不撓不屈「不撓不屈の精神を貫け」そのためには、いかなる困難にも屈することなく、果敢にチャレンジする。

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