北里大学 大学案内2017
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11生命に挑み、その歴史を塗り替え 学祖・北里柴三郎、破傷風の血清療法を確立──1890年ドイツで細菌学の研究に従事した北里柴三郎。1889年に世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功し、翌年には血清療法という画期的な新療法を開発した。これらの功績により、北里柴三郎は第1回ノーベル賞の最終候補になったという。大村智博士がノーベル生理学・医学賞を受賞──2015年特別栄誉教授の大村智博士が「線虫感染症の新しい治療法の発見」をたたえられ、ノーベル生理学・医学賞を受賞。この研究は、オンコセルカ症をはじめとした亜熱帯・熱帯地域の感染症の予防・治療に大きく貢献した。北里大学の開学──1962年北里柴三郎が設立した北里研究所の創立50周年事業として、学校法人北里学園を設立。同年、北里大学を開学した。当初は白金キャンパスで衛生学部2学科のみだったが、開学から2年後には薬学部を、その2年後には畜産学部を開設した。海洋・水産系の私大初JABEE※から認定──2005年海洋生命科学部の教育プログラムが認定。これにより、卒業時に国家資格「修習技術者」が得られるように。※日本技術者教育認定機構肉用牛で日本初の有機JAS認定を取得──2009年獣医学部の附属施設である八雲牧場の「北里八雲有機牛」が有機畜産物JAS基準をクリアした。「バナナは滑る」を証明─2014年医療衛生学部で、滑らかに動く人工関節を研究している馬渕清資教授らの研究チームが、「バナナの皮は滑りやすい」という通説を科学的に証明。「人を笑わせ、考えさせてくれる」研究に贈られるイグ・ノーベル賞の物理学賞を受賞した。相模原に新拠点──1968年新学部・学科の開設により学生数が増加したことから相模原に新たなキャンパスを設置。各学部の1年次生に対して一般教養を中心に講義する拠点として、ここに教養部が開設された。当時、キャンパスの周囲は広大な田園地帯だった。他大学に先駆けてチーム医療教育を開始─2006年多学部の学生が相模原キャンパスに集結して医療の流れや職種間の連携を学ぶプログラムを開始。新型インフルエンザのワクチンを出荷──2009年WHOのパンデミック宣言を受け、北里大学の生物製剤研究所がワクチンを製造、初出荷した。北里大学新病院の開院─2014年北里研究所創立100周年・北里大学創立50周年の記念事業のひとつとして、相模原キャンパスの北里大学病院を新築移転オープン。地下1階・地上14階、屋上ヘリポートを有し、最先端の医療設備と医療機器が整備されている。北里の挑戦

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