佐賀大学 大学案内2019
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教育学部芸術地域デザイン学部経済学部医学部理工学部農学部医学部|医学科069様々な個性が魅力的!当講座の研究内容は、再生医療、組織工学分野です。この分野は、「細胞」、「足場材料」、「増殖因子」を基に、人工的に組織、臓器を作製することが目的にあります。しかし、臨床応用する際には、足場材料はヒトの身体内に残存してしまうなどの課題も残っています。そこで、当講座では、新しい再生医療技術の樹立を目指して、「足場材料を使用しない3次元の複雑な組織形態を再現できるバイオ3Dプリンタ(写真参照)」を開発してきました。現在は、バイオ3Dプリンタを用いて、血管や軟骨を初め、ヒトの身体の中で重要な機能を有する肝臓、心臓の作製にもチャレンジしています。研究室・診療科紹介産科婦人科学講座横山正俊教授婦人科は全ての婦人科悪性腫瘍に対応できる佐賀県唯一の施設である強みを生かし、その診断・治療・フォローアップ、臨床研究を行っています。特に子宮頚癌に関しては、HPVに関連した発癌機構の解明と新規治療法の開発の研究を行っています。産科はハイリスク症例を中心に対応し、他施設と各々の特徴を生かした連携診療で、当県の低い周産期死亡率の維持に寄与しています。眼科学講座江内田寛教授佐賀県の眼科診療の基幹施設として、眼科疾患全般にわたって高度な治療を行っています。特に網膜剥離や糖尿病網膜症などの網膜硝子体疾患に対する外科治療に力を入れておりますが、加齢黄斑変性、緑内障やお子さんの斜視・弱視など、治療が長期にわたる疾患に対しても、地域の医療機関と連携し、患者さんの利便性を考慮した診療を心がけています。さらに、佐賀県アイバンクの事務局も併設しており、角膜移植手術にも積極的に取り組んでいます。耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座倉富勇一郎教授のど・鼻・口・頸部の癌(頭頸部癌)を最新の診療技術を用いてチーム医療で治療するとともに、その治療成績向上を目指した研究を行っています。また、聴こえや発声などコミュニケーションに必要な機能の障害や、嚥下障害、味覚・嗅覚障害など、人が人らしく社会生活を過ごすために必要な機能・感覚の障害に対し、その改善を目指した診療や研究を行っています。放射線医学講座入江裕之教授附属病院放射線科と放射線部のスタッフをあわせて放射線科を形成しています。佐賀県随一の最先端放射線機器類を駆使して、画像診断、インターベンショナル・ラジオロジー、核医学、放射線治療の各分野で、一致団結して日夜、教育・研究・診療に励んでいます。麻酔・蘇生学講座坂口嘉郎教授「手術室での麻酔」「集中治療」「ペインクリニック」「緩和ケア」の分野で診療と研究を行っています。手術など大きな侵襲に対する生体の反応を制御する侵襲医学の研究や、痛みのメカニズムを解明し、難治性の痛み治療を向上させる研究などに取り組んでいます。歯科口腔外科学講座山下佳雄教授口腔外科を専門に行う県内では唯一の講座であり、顎骨再建へのインプラント義歯の応用や顎顔面補綴も積極的に行っています。また、JICAやNPOのメンバーとしてアジア諸国での唇顎口蓋裂治療を中心とする国際医療活動も行っています。臨床検査医学講座末岡榮三朗教授さまざまな疾患の発生機序やその疾患の治療に対する反応性などを総合的に解明することにより、臨床業務に役立つ新規の臨床検査の構築と、そのための技術開発を目指しています。救急医学講座阪本雄一郎教授初期診療体制の充実、救急集中治療体制の構築とともにドクターヘリ基地病院、佐賀広域消防との医師同乗救急車事業によって、九州で3ヶ所目となる高度救急医療のセンターとしての役割を果たしています。急性疾患を扱う救急医療に加えて先進外傷治療学講座が併設されており、より広い救急医学分野で充実した貢献が行えるようになっています。また、敗血症、凝固障害や外傷に関する基礎研究および救急・災害基盤の事業も研究機関や行政機関と連携し、行っています。国際医療学講座青木洋介教授Globalizationや高齢化により疾患疫学に大きく影響を受ける感染症の診断と治療を行います。また、一般感染症、免疫不全感染症、医療関連感染症の臨床的疑問点を明らかにし、医療の質保全と向上に資する臨床研究を遂行できる人材を育成します。学部教育では、医学部3・4年次の医療英語教育を拡充し、globalstandardでの医学・医療社会的コミュニケーション能力を備えた医師育成を担当します。(附属施設)地域医療科学教育研究センター小田康友教授、堀川悦夫教授、川口淳教授医学部の基本理念に掲げている地域包括医療の向上を目的とした、国内唯一の附属センターです。「医療連携システム部門」「福祉健康科学(社会生活行動支援)部門」「医療教育部門」の3部門で構成されており、それぞれの部門が、地域医療ネットワークサービス、高齢者・障害者の生活自立支援、地域包括医療人材育成といった目標に向かって活動しています。(附属施設)先端医学研究推進支援センター(併)吉田裕樹教授、(併)横山正俊教授「研究推進部門」「研究支援部門」「教育研究支援室」から成り、学際分野を含む医学研究の先端的・中心的役割を担い、もって学内外への発信を行うとともに、医学部における教育研究の基盤となる高度な技術的支援とその研鑽を組織的に行うことにより、関連する医学・看護学の課題に関して重点的に研究を発展させることを目的としています。臨床実習紹介なりたい自分になるために。5、6年生になるとStudentDoctorという立場で、病棟で患者さんを診るチームの一員となって、各診療科で実習を行います。実習で苦労したことは、今まで座学で学んできたはずのことが、実際の現場に立った時にとっさにその知識が出せないというもどかしさでした。実習生になると、論文を書いたり、英語で医学を学んだり、海外の臨床実習に参加したりなど、様々なことに挑戦できるようになります。臨床実習は、医師ではない学生という立場からしか学べないことや患者さんの気持ちに寄り添うといった、医師になるために非常に貴重な経験を積むことが出来る期間になると思います。福島伸乃介清風高等学校出身主な実習◎臨床実習◎関連教育病院実習◎地域医療実習中山功一教授臓器再生医工学研究室図.バイオ3Dプリンタ

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