佐賀大学 大学案内2019
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068研究室・診療科紹介生体構造機能学講座(解剖学・人類学分野)倉岡晃夫教授、菊池泰弘講師、川久保善智助教、柴田健太郎助手私たちの研究室では、人体や動物標本を対象として、その内部にみられる形態(かたち)の意義を解明する研究に取り組んでいます。たとえば、ヒトの血管や神経の走行には意外に個人差があり、この調査は安全な外科手術を行うための基礎データとなります。また、現生霊長類、特に類人猿の筋・骨格に関する分析は、ヒトへの進化の道筋を考える上で有力な研究手法です。最近では、アフリカ産の化石類人猿・ナチョラピテクスの脊椎骨についても解析を行っています。日本人がどこからやってきたのか?というのも謎が多いテーマです。国内外の遺跡から発掘された古人骨の頭蓋形態について、時代的・地域的変化といった視点でアプローチしています。整形外科学講座馬渡正明教授、園畑素樹准教授、北島将講師、森本忠嗣講師、河野俊介助教、嶋﨑貴文助教、長嶺里美助教整形外科は運動器の疾患全般を取り扱う診療科であり、上肢・下肢・脊椎、リウマチ、骨粗鬆症、スポーツ医学、骨軟部腫瘍、慢性疼痛など幅広く診療を行っています。中でも股関節外科は全国屈指の手術症例数です。2017年には股・膝関節を中心とした関節外科センターを開設し、全国の難治例を受け入れる拠点病院となっています。また、抗菌の人工股関節の実用化を始めとして抗菌の脊椎インプラントや和式生活に対応した人工関節の開発、歩行解析など学会でもオピニオンリーダーとしての役割を果たしています。世界標準の医療の実践、世界へ研究成果の発信、それができる優秀な整形外科医の育成を目標に日夜、診療・教育・研究に励んでいます。講座紹介分子生命科学講座出原賢治教授、副島英伸教授、池田義孝教授吉田裕樹教授生命現象の基本的仕組を明らかにするとともに、その異常により引き起こされるさまざまな疾患の病態解明を目指して「分子遺伝学・エピジェネティクス」「分子医化学」「免疫学」「細胞生物学」の4分野により、教育・研究に取り組んでいます。生体構造機能学講座倉岡晃夫教授、城戸瑞穂教授、安田浩樹教授生命体の構造(形態)とその働き(機能)の解明を目指して「組織・神経解剖学」「解剖学・人類学」「生理学」および「薬理学」の4分野に分かれ、それぞれの分野で教育・研究を進めています。病因病態科学講座戸田修二教授、宮本比呂志教授、相島慎一教授疾病の機序の解明を意図して、細菌や微生物感染に対する生体防御機序、動脈硬化症や癌の病理学、癌や肥満症などの生活習慣病の分子生物学など種々の研究を「微生物学」「診断病理学」「臨床病態病理学」の3分野の研究グループで進めています。社会医学講座市場正良教授、田中恵太郎教授環境と健康との相互作用を解析し、良好な健康状態を保持するための「環境医学」、癌や生活習慣病の危険因子・防御因子を明らかにして疾病予防に役立てる「予防医学」、核やミトコンドリアのDNAを用いた個人識別を主なテーマとする「法医学」の3分野に分かれており、それぞれの分野で教育・研究を進めています。内科学講座安西慶三教授、木村晋也教授、成澤寛教授野出孝一教授、原英夫教授、藤本一眞教授わが国では珍しい大講座制で、内科の専門8部門「膠原病・リウマチ内科学」「呼吸器内科学」「神経内科学」「血液内科学」「循環器・腎臓内科学」「消化器内科学・光学医療診療部」「肝臓・糖尿病・内分泌内科学」と「皮膚科学」から成っています。互いの競争と協力を合言葉に、日夜、教育・研究・診療に励んでいます。精神医学講座門司晃教授“患者と共に在れ”という言葉をモットーに医師患者関係を大切にし、今後増加が予想されるうつ病を始めとするストレス関連疾患、老年精神疾患など変貌する精神科医療に柔軟に対応すべく、リエゾンコンサルテーションなど他の診療科と協力しながら更に研鑽を重ねています。小児科学講座松尾宗明教授佐賀県内有数の特定機能病院小児科部門として、最先端の医療技術をもって診療にあたるとともに、医学生の卒前や卒後の教育を重視し、小児の総合診療医としての小児科専門医の育成と各専門分野でのサブスペシャリティーの養成に力を入れています。また医学研究の分野でも臨床に立脚した患者さんの為の研究を推進しています。一般・消化器外科学講座能城浩和教授おもに消化器および乳線悪性腫瘍の患者さんを対象とし診療しています。「体に優しい」低侵襲の鏡視下手術を積極的に行っており、全国でもトップクラスの鏡視下手術率を誇っています。また腫瘍制御に関する基礎研究も行っており、腫瘍の悪性度診断、浸潤転移機構の解明および抗癌剤感受性(個別化治療)などについて研究を行っています。胸部・心臓血管外科学講座西田誉浩教授心臓血管外科と呼吸器外科から成り、患者さんの目線で最高の医療を実践し、地域医療に貢献し続けるために、24時間体制で診療に励んでいます。研究分野では、わが国でも有数の心臓の再生医療に取り組んでおり、佐賀から世界に情報を発信すべく日夜研鑽を重ねています。整形外科学講座馬渡正明教授整形外科は運動器の疾患全般を取り扱う診療科です。佐賀大学整形外科では、膝関節外科、肩関節外科、脊椎外科、手外科など、幅広く診療を行っています。なかでも、股関節外科は全国屈指の手術症例数です。股関節外科の最後の砦として、全国から患者様が来院されています。また、新しい人工関節の開発などの基礎研究の成果も多く、学会でもオピニオンリーダーとしての役割を果たしています。レベルの高い診療を行い、優秀な整形外科医を育てるために日夜奮闘しています。脳神経外科学講座阿部竜也教授対象とする疾患は、脳腫瘍、脳血管障害、機能外科、外傷、脊椎脊髄、小児脳神経疾患など広い範囲に及びます。特に詳細な外科解剖の研究に基づいた手術(マイクロサージェリー)と新規治療開発に関する研究に立脚した悪性脳腫瘍の治療に精力を注いでいます。泌尿器科学講座野口満教授副腎、腎臓、尿管、膀胱、前立腺、精巣などの後腹膜臓器および泌尿生殖器の疾患を担当しています。男女問わず、小児から超高齢者まで幅広く診察を行います。当講座では常に患者のQualityofLifeを尊重した医療をモットーとし、腎・泌尿器癌等に対して内視鏡・体腔鏡手術、ロボット手術など最新の医療技術を提供しています。

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