佐賀大学 大学案内2019
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教育学部芸術地域デザイン学部経済学部医学部理工学部農学部芸術地域デザイン学部|地域デザインコース047大学生活の集大成!様々な個性が魅力的!研究室紹介コンテンツデザイン土屋貴哉准教授表現媒体や技法にとらわれず表現形式を柔軟に横断できる発想力とそれを論理的に構築できる分析力を養い、メディアの特性を生かした独創的な作品制作を目指します。そこでは、発想の具現化にあたり、より適した媒体・形式・技法を選択できる編集力が必要となってくるでしょう。単にモノのカタチやビジュアルをデザインするのではなく、それを感じ取る人間の知覚をデザインするという観点から、より柔軟かつ先鋭的な発想を展開しながら芸術文化や産業に貢献できるアイディア豊かな人材の育成を図ります。研究室·ゼミ地域コンテンツデザイン中村隆敏教授映像デザイン土屋貴哉准教授コンテンツデザイン杉本達應准教授情報デザインキュレーション小坂智子教授博物館学吉住磨子教授美術史石井美恵准教授アートキュレイティング(美術資料保存論)花田伸一准教授アートプロデュースフィールドデザイン山下宗利教授都市地理学山﨑功教授エリアスタディー有馬隆文教授都市デザイン山口夕妃子教授アートマーケティング論西島博樹教授地域マネジメント論富田義典特任教授労働経済・雇用問題キュレーション・フィールドデザイン重藤輝行教授考古学・ヘリテージマネジメントHoughtonStephanieAnn准教授インターカルチュラル・コミュニケーション博物館学小坂智子教授博物館は、人々が多様な価値を学ぶことのできる場として、今日の社会で重要な役割をもっています。授業では、博物館を歴史的な視点から捉えつつ、現代社会の中でどのように位置づけ、価値を見出していくのかということも、考えていきます。私自身、美術館で働いていた経験から、学芸員は、対象についての研究への意欲に加え、コミュニケーション力や、どのように展示するかというプレゼンテーションに関する能力まで、多くのことが要求されるやりがいのある仕事だと考えています。考古学・ヘリテージマネジメント重藤輝行教授考古学は遺跡やその出土品から過去の社会、文化を解明する学問で、本研究室では九州を中心とした日本の考古学を主な研究対象としています。また、考古学等が解明する地域の歴史的な文化資源を、ヘリテージとしてマネジメントし、地域をデザインする方向性も重視します。これらの教育と研究を通じ、本研究室では博物館等の学芸員、あるいは教育委員会等の発掘調査専門職員として活躍できる人材の養成を目標としています。映像デザイン中村隆敏教授本研究室では映像言語と時間や空間をデザインする新たな映像表現まで学びます。写真、映画、アニメーション、CG等の生成メディアとWebによる双方向視聴や立体的な投影方法、拡張現実等、デジタルの力による多様なコンテンツを概観し、スキル修得のみでなく映像による自己の表現方法を模索した作品への眼差しを大切にします。また、ショートフイルム制作は集団活動による創作に注力し、個人の内的表現とは違う創造性を体得します。商業、非商業問わず、映像メディアを実験的且つ革新的に追求する専門家を育成します。教員紹介卒業研究紹介DifferencesinLanguageAwarenessbetweenLithuanianandJapaneseUniversityStudents佐賀大学とヴィタウタス・マグヌス大学(リトアニア)の学生の言語意識を調査しました。この研究のきっかけはリトアニアへの交換留学でした。リトアニアでは世代によって、ロシア語とリトアニア語、英語が使われていることに興味を持ちました。英語で論文を書く上で大変だったことは、多くの英語の論文を読むことと、日本人学生のアンケート結果を英訳することです。留学の経験を活かし、興味深い研究結果を得る事ができました。西田可奈子福岡県立伝習館高等学校出身卒業生の主な卒業論文テーマ◎フィンランドの自然美:「ムーミン」における崇高性の視点から◎TMO佐賀による中心市街地活性化の取り組みと今後のまちづくりの展開◎恵美須DEまちづくりネットワークの活動から考えるまちづくり◎天草の地域振興における道の駅の役割◎弥生時代の対外交渉◎須恵器の出現・拡散と古墳時代の渡来人◎史跡としての城郭の保存と現代◎Universitylevelintergroupdynamicsbasedonskincolor◎日本・東南アジア文化交流史◎浮世絵に見られる遊び紋の研究(地域デザインコースの教員が指導した卒業研究です)美術史吉住磨子教授美術史は基本的には既にある美術を研究する学問です。研究対象は、作品、制作者、注文主、受容者、作品を生み出した社会全体、技法・材料など多岐にわたります。20世紀後半からは、美術史は他のさまざまな学問領域から影響を受け、その方法論や研究対象は大きく広がってきてもいます。その意味で、美術史は現在、最もスリリングで、その動向から目が離せない学問の一つと言っても過言ではありません。情報デザイン杉本達應准教授現代は、マスメディアによる発信だけでなく、多くの人々や機械から、無数の情報が飛び交っています。そうした情報をひとつひとつ把握することはもはや困難なため、大量の情報を整理し編集する能力が求められています。情報デザインとは、単に美しい表現をおこなうのではなく、現実世界の多様な情報に潜んでいる特質や相関を可視化し効果的に提示するための方法論です。研究室では、デジタルメディアやプログラミングを活用した表現の系譜や可能性についても探究していきます。都市デザイン有馬隆文教授これから日本の人口は大きく減少していきます。いわゆる縮退の時代です。そのような中で、人間が快適かつ安全に暮らせる環境を我々はどう提案できるのでしょうか?その答えを見出すためには、おそらく、既存の都市の成り立ちを歴史的文脈のなかで捉え、今日の都市の個性と特徴を理解しつつ都市の住む人々の活動を読み取り、次の時代に継承される都市のデザインを探求することが必要です。都市デザインとは、人間を取り巻く環境を時空間の視点から科学する学問です。アートプロデュース花田伸一准教授アートを「作る人」と「見る人」とを繋ぐのがアートプロデュースの役割です。アートには美術、音楽、文学、演劇、映画など様々な分野があります。近年は鑑賞者が「見る」だけではなく人々が積極的に「関わる」ことによって作られる作品も増えており、社会の中でアートが担う役割はますます高まっています。アートを通じて人々が持つ想像力・創造力を刺激し、私たち一人一人がより喜びに満ち、生きがいを感じられる社会を築いていく仕事です。アートマーケティング論山口夕妃子教授アートそのものを市場にどのように出していくのか?市場で求められているものとはどのようなものなのか?といったことを講義で考えていきたいと思います。またアートそのものだけではなく、アートの市場活動やアートを用いた地域活性化ということもあわせてマーケティング論というフレームワークの中で学んでほしいと思っています。インターカルチュラル・コミュニケーションHoughtonStephanieAnn准教授「芸術を理解し評価するための鍵となる概念」(KeyCon-ceptsinArt)は、文化や言語によって異なります。そこで異文化比較によって文化を超えてあらわれる芸術表現様式をあきらかにします。また多様な情報を結びつけることで、芸術が作りだされた過程を再構成し追体験し、芸術家の真の姿に迫ります。このように芸術論そのものが、(国際レベルに限らず個人間においても)異文化相互の対話を基本としています。こうした活動を通して、異文化コミュニケーション能力や、国際共通語としての英語で芸術の基本概念を説明し、調査し、プレゼンテーションする能力を養います。

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