佐賀大学 大学案内2019
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佐賀大学の教育 このプログラム「チームビルディングとリーダーシップ」は、平成27年度より新たにインターフェース科目のプログラムの1つとして開講されている授業です。インターフェース科目は、佐賀大学学士力に掲げられている「個人と社会との持続的発展を支える力」を培うことを目的としています。つまりインターフェース科目で行われる教育とは、「大学と社会を結びつける教育」であり、「社会に結びつく大学教育」とは、単なる座学だけではなく社会で通用する能力も学べるような教育ということです。そして、従来のように分野別に4つの授業を履修するのではなく、テーマの一貫した2単位×4コマの<フルコースメニュー>として用意されていることが最大の特色です。 本プログラムのテーマは「チームビルディングとリーダーシップ」です。誰しもが聞いたことがあり、その重要性についても認識されている言葉でしょう。一方で、これまで多くの人がリーダーシップやチームビルディングについて体系的に学ぶということはなかったのではないでしょうか。このテーマは、多様な文化を持った他者と共に働き、その中で自分自身の責任や役割を認識・発揮し、新しい価値を創造することが求められる現代の社会の中で非常に重要なものです。これまで、経験の中で培ったリーダーシップ、チームビルディングの考え方や能力を、さらなる経験と省察によって解きほぐし、大学と社会を結びつける能力として再構築すること、それこそが本プログラムの挑戦しようとすることなのです。 本プログラムでは、インターフェース科目の趣旨に照らし、プログラム理念として「組織および社会において自己の役割と責任を認識し、主体的にリーダーシップを発揮し行動できる人材の輩出」を掲げています。そして、本プログラムの受講を通して受講学生一人ひとりが以下のことができるようになることを目標としています。自分が所属する組織において自分の責任を理解し果たすことができる。自分の所属する組織が直面する様々な問題を、協働により解決することができる。卒業後もリーダーシップを発揮することで、自分や他者および社会の持続的発展に貢献することができる。 また、これらの目標を達成できる人材に必要な5つの能力を定め、授業を通して養います。プログラムは、「チームビルディングとリーダーシップⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」という4つの授業とオプションとして、さらに学びを深めたい学生向けに、他大学との合同研修から構成されています。4つの授業は受講学生が実践的、自律的に学ぶことができるようアクティブラーニング形式の授業で行います。そのために、Project-Based Learning(以下PBLという)やワークショップ形式、さらに近年注目を集めているホールシステム・アプローチと言われる方法を用いて授業を行います。教員はファシリテーターとして授業を行うと同時に、学生が自律的に授業に参加するために必要な知識を講義形式で伝えます。 最初の授業である「チームビルディングとリーダーシップⅠ」は、PBL型の授業を行います。受講学生は授業を通して佐賀大学オープンキャンパスのイベントを企画立案・実施します。教員が企画立案に必要な情報収集・課題発見・課題解決などに必要な知識や技法を伝え、受講学生はチームに分かれ、協働して企画立案を行います。そして、自らの企画をプレゼンテーションし、採用された企画は、実際にオープンキャンパスで実施します。「チームビルディングとリーダーシップⅡ、Ⅲ」では、受講学生自らのこれまでの経験を振り返り、セルフリーダーシップやリーダーシップについてワークショップ形式で学びます。最後の「チームビルディングとリーダーシップⅣ」では、学びの集大成として受講学生それぞれが考えるリーダーシップについて、その考え方や必要な能力などリーダーシップを多角的な視点で捉え、自分自身のリーダーシップ・ポートフォリオとしてまとめます。インターフェース科目 「チームビルディングとリーダーシップ」リーダーシップ・マインドチームにおいてリーダーシップを発揮する際に必要とする基盤的態度チームワーク力チームの目的・目標に向けて他者と協働する力セルフリーディング力持続的な成長のために自己を導く力アクション力チームの目的・目標達成のため、役割と責任を全うする力社会性社会の一員としての自覚を持ち、将来にわたり個人と社会との持続的発展を目指す力プログラムで養う5つの能力12345123023

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