京都産業大学 大学案内2017
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 2015年、京都産業大学は創立50周年を迎えました。創立以来、初代総長である荒木俊馬が掲げた「建学の精神」の「将来の社会を担って立つ人材の育成」を実践し、半世紀にわたり国内外を問わず社会で活躍する人材を育ててきたという自負があります。次の50年に向けて、京都産業大学をより発展させるため、私たちは新たな大学像「むすんで、うみだす。」を掲げました。これからの時代は、少子高齢化、高度情報化、グローバル化、地球温暖化などが一層進んでくるでしょう。こうした変化と向き合うには、柔軟な発想と行動力を持つ人材の育成が求められ、私たち大学にもこれまで以上に革新的な教育が必要となります。大学名にもある「産業」は「むすびわざ」とも読み、まさにむすんでうみだすこと。京都産業大学は、「学問」と「社会」、「企業」、「世界」をむすぶことで、新たな教育を創造し、学生たちに提供する大学をめざします。同時に、「社会」、「企業」、「世界」をむすぶことで、世の中に新たな価値を生み出す「むすぶ人」を一人でも多く世に送り出したいと考えています。  こうした大学像を現実のものとするため、私たちは現在さまざまな改革に取り組んでおります。その一つが「国際化」です。外国語の修得は今や不可欠であり、2014年より理系学部では英語を武器に世界で活躍する理系産業人を育成する「グローバル・サイエンス・コース」を展開し、こうした英語教育のノウハウを全学部に展開しています。2016年4月には、楽しみながら外国語を学ぶ多言語・多文化共生空間「グローバルコモンズ」も誕生し、キャンパスで国際経験を積む機会も充実させていきます。また、これからの日本の発展を考えるうえで欠かせないキーワードが「地域社会の活性」と「女性の活躍」です。2017年には現代社会学部の新設を予定しており、地域社会学コースを設けるほか、学部長には女性教授が就任し、女性と社会をテーマにした授業も充実させる予定です。 社会が目まぐるしく転換する中、5年後、10年後の未来を予測することは誰にも不可能です。こうした先がわからない時代に大切なものは、「能力」ではなく「脳力」。1+1の答えが2ではない場合もあるのが、現実の社会です。想定外の出来事が起こり、既存の考え方では解決が難しい問題も山積しています。そうした難題や課題に対応するには、頭を使って考える「脳力」が必要であり、これこそが生きるうえで不可欠な人間力でもあるのです。京都産業大学は、約1万3000人の個性豊かな学生が学び、2017年には9学部23学科がワンキャンパスに集まる総合大学となります。これらの知と人をむすぶことで、スケールある大学だからこそ実現できるバラエティ豊かな学習プログラム、多様な価値観や文化に触れる機会や場を提供していきます。この類い稀な環境を積極的に活用して、一人ひとりの人間力を磨き、将来の社会を担う「むすぶ人」に育ってほしいと願っております。京都産業大学 学長 大城 光正新たな教育を、社会を担う人材を、次の50年に向かって、「むすんで、うみだす。」Message from the President07 KYOTO SANGYO UNIVERSITY

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