京都市立芸術大学 大学案内2018
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83日本伝統音楽研究センター日本の伝統的な音楽・芸能に関する無形・有形文化財や,それらの研究成果物を広く収集,整理,保存します。古文書,楽譜,楽器,絵画資料,音響資料,映像資料など,様々な文化遺産を次世代に継承させ,それらを活用していくための,最も基本的な作業です。当センターに所属する研究員(専任教員,非常勤講師)が行う調査研究はもとより,国内外から来訪する外部の研究者(共同研究員)を交え,時には外部機関等と連携しながら,活発な共同研究や共同調査を行っています。演奏者や制作関係者など関連分野の専門家も,研究者の立場で調査研究活動に加わります。日本伝統音楽研究の情報発信拠点として,収蔵資料や研究成果の公開に努めています。①公開講座,セミナー,展覧等の企画・主催②出版物の編集・刊行 (紀要,所報,研究報告書,DVD等。一部は 無償配布)③各種のデジタルアーカイブの作成とインターネット   による公開センターの活動文化遺産を継承させるため探究の精神を具体化させるため「学び」をサポートし,日本伝統音楽の「知」と「魅力」を共有するため収集と保存公開と啓蒙調査と研究Research Centre for Japanese Traditional Music京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター(通称:でんおん,伝音センター)は,日本の伝統音楽を総合的に研究する国内唯一の公的研究機関です。日本の社会に根ざす伝統文化を,音楽・芸能の面から総合的に研究することを目指して,2000年に開設されました。日本の伝統的な音楽や芸能は,古くから日本の地で,外部からの様々な要素の受容を繰り返してきた結果,今日において独自の様相を示しており,日本のみならず世界の貴重な宝です。これらは文化遺産として維持継承されるだけでなく,新しい文化を創造するための源泉として注目されています。1200年以上にわたって日本の文化創造の核となっている京都は,国内外における認知度が高く,多くの大学や研究機関が集まっています。伝音センターは,そうした利点を活かし,国内外の研究者・研究機関・演奏家等と連携して,研究成果や情報を共有したり交流することによって,日本伝統音楽研究の核となることを目指しています。また,その成果を,様々な形で発信することで,日本伝統文化の振興に貢献しています。日本伝統音楽研究センター京都市立芸術大学

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