京都市立芸術大学 大学案内2018
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教育目的授業概要美術学部 美術科 版画専攻36学年カリキュラム1前期総合基礎実技(P.24)を履修後期美術科基礎A(P.28)を履修2前期美術科基礎B(P.28)を履修後期基本4版種の中から一つのメジャーワークショップ(工房)を選択。工房同士は緩やかに結びついているため,例えば,写真製版工房は全版種共通で利用でき,カリキュラムは,工房ごとのスキルアップと版種を越えた作品指導が混在している。授業では,適宜開かれる合同合評会に出品し,版画の技術・知見を向上させる。ステップアップのための技法演習は,作品に応じた個別指導,グループによる演習など様々であり,世界で活躍する作家,専門職の技術者などを招いた特別講義も行う。3前期後期4前期これまでのカリキュラムに加え,文書講読を主としたゼミが行われることもある。卒業生全員,共同でのポートフォリオ制作や,卒業制作,作品展出品を目標とする。後期伝統木版画から3Dプリンターまで,様々な複製メディアの可能性を探る。版画専攻美術学部 美術科Printmakingこの専攻では“版画”が複数生産可能なものであり,間接手段を使うことを理解してもらうことがとても大切だと考えています。基礎の間に木版・孔版・石版・銅版・写真等を学び,それぞれの工房を選び(工房同士を行き来することもできます)複製技術・間接技法を軸にした学生独自の表現を見つけ出す研究制作を行います。現代の社会は,さまざまな印刷物で溢れています。人々は,世界中に張り巡らされた情報伝達のネットワークを通じて,お互いのやり取りをすることも,不特定の相手に発信することもできるようになりました。これらに先鞭をつけたのは,版画という複製技術でした。複製技術の出現は,人々の生活を根本的に変えてしまったといってもよいでしょう。そのような時代にあって,美術はどのような役割を果たすべきなのでしょうか。版画専攻では,「版画」を複数性と間接性の美術一般と大きく捉え,4つの基本的な版画技法である銅版画,木版画,リトグラフ,シルクスクリーンを土台に,写真やデジタル処理を含む,様々な複製メディアの可能性を追求し,独自の視点を持った表現者を育成することを目的としています。凹版エッチングなどの銅版画凸版浮世絵に代表される水性板目木版平版天然石石版画,リトグラフ孔版シルクスクリーン,ステンシル版画専攻で履修できる基本4版種

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