京都市立芸術大学 大学案内2018
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教育目的授業概要美術学部 美術科 油画専攻32油画1+壁画手と材料という非常に原始的な手段を頼りに,自分にとっての絵のあり方を探す。そしてできた作品へのレスポンスとして次の作品に取り組む。そのシンプルな繰り返しの中でテーマを探り,作品を体系化していく。油画2絵画には描かれた内容,つまり対象とする世界とテーマが重要な要件となる。本教室ではそのような観点から,絵画における主題性を軸とし,自由で柔軟な在り方で,真摯に作品を展開することを目標とする。多種多様な視点が芽生える,今日のアートにおける新たな絵画の可能性を問い直そうとするものである。油画3平面表現の可能性を拡張し,近代の「絵画」概念を更新する「もう一つの絵画」を探求する。映像,写真,立体,音響など,様々なメディアとの交通を通じてハイブリッドな実験制作をおこない表現の多様性を開拓する。学年カリキュラム1前期総合基礎実技(P.24)を履修後期美術科基礎A(P.28)を履修2前期美術科基礎B(P.28)を履修後期各自の希望に応じて,3教室のいずれかを選択し履修(半期ごとに選択の変更可)3前期後期4前期後期3教室のいずれかを選択し,卒業制作を進める。美術学部 美術科Painting油画専攻表現に至る明確な動機と個性豊かな絵画技法を探求する。少人数制の各教室での授業を通じ,油彩をはじめとする水彩,アクリル,フレスコなどの技法を学びつつ,複合的な絵画表現の研究と制作を行います。油画専攻では,「つくること=制作」,「みること=批評」,「おくこと=展示」の技法を,実践的に学ぶことが出来るカリキュラムに基づいて制作研究を行っています。価値の多様化が進む今日,「表現者」の果たす社会的役割はますます大きいといえます。そのために美術家には表現に至る明確な動機と個性豊かな技法とを探求していく自立心が必要です。本専攻では,1年次後期と2年次前期の全教員による基礎授業と2年次後期からの個人指導を中心に,各学生に内在する個性を伸ばすとともに絵画の社会的意義を認識させ,充分な見識と技術を身につけた表現者を育成していくことを目指しています。各教室は段階的に順を追って履修するものではなく,担当教員の研究内容に応じて編成されており,2年次後期から4年次までの学年を超えた混合教室となっています。そして,教室は,半期単位で自由に移動することができます。

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