京都市立芸術大学 大学案内2018
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12Profile1986年京都府生まれ。2009年京都市立芸術大学音楽学部音楽科管・打楽専攻卒業。卒業時に音楽学部賞,京都音楽協会賞を受賞。卒業後は関西のオーケストラを中心に客演奏者として研鑽を積み,2010年に名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団,2014年にNHK交響楽団に移籍し,現在同団フルート・ピッコロ奏者。第15回松方音楽賞受賞。第17回びわ湖国際フルートコンクール第3位。第12回フルートコンヴェンションコンクールピッコロ部門入選。卒業生インタビューInterview中村淳二|Junji NAKAMURA大学は、一つのことを究める場所だと思います。両親は楽器の演奏はしませんが,クラシック音楽がとても好きで,私も幼い頃からムソルグスキーの「展覧会の絵」だとかメジャーなものを中心に色々な楽曲に接していました。そして兄がヴァイオリンのレッスンを受けていた影響で,私も一緒に習っていました。気が付いたらヴァイオリンを持っていたという感じで,1歳10箇月当時の写真でヴァイオリンを手にしているものがあるぐらいです。フルートは吹奏楽を始めた中学1年の頃から始めました。中高一貫の男子校で吹奏楽部の先輩が怖かったんですが,たまたまフルートパートだけは優しそうな先輩ばかりで,それがきっかけだったんじゃないかなと思います(笑)。その後,高校1年生の終わり頃から先生についてレッスンを受けるようになり,高校2年生の終わり頃から,将来音楽の道に進むことを考えるようになりました。ヴァイオリンではなくフルートを選んだのは,ヴァイオリンと比べてフルートの方が音階が比較的簡単ですから,初めて手にした時に色々な曲が簡単に吹けて楽しかったのと,高校2年生の春に出場したコンクールで成績を残せたことが大きかったです。京都芸大に進学したのは,実家を出たくなかったからです。実家にいれば自分で家事をしなくて済むし,その分を全て練習に回せますからね。それから学費のこともありました。国公立と私立ではやはり額が違います。自分から音楽の道に進みたいと言った以上は,親にはあまり迷惑かけられないと考えたんです。大学時代は主にコンクールを目標に練習しました。それと同時に当時は京都市ジュニアオーケストラに在さんフルート・ピッコロ奏者中なかむら村 淳じゅんじ二4

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