京都市立芸術大学 大学案内2018
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10卒業生インタビューInterviewProfile3さんマツダ株式会社 デザイナー木きむら村 幸ゆきな奈1989年,滋賀県生まれ。京都市立芸術大学美術学部デザイン科プロダクト・デザイン専攻卒業。2011年,マツダ株式会社入社。カラー&トリムデザイングループのスタッフとしてアクセラの開発に参加し,その後CX-3,デミオ等のカラーデザインを担当。現在はブランドスタイル統括部にてブランドデザインの監修を担当。木村幸奈|Yukina KIMURA小さい頃は絵を描くのが好きで,漠然と絵描きになりたいと思っていました。絵を描くと家族や周囲の人が上手いと褒めてくれたから,それで絵を描くのが楽しいと感じていたのかもしれません。高校に入学した当時はアニメーターを志望していたため,当初はアニメの専門学校に行きたいと考えていましたが,高校の先生から大学進学を勧められたことに加え,通っていた画塾の先生からも応援を受け,高校の授業が終わってから画塾で1日6時間位デッサンに打ち込む生活を送ったところ,その甲斐もあってか京都芸大に合格することが出来ました。いざ大学に入学してみると,周りのデザイン科の人たちには絵が上手いとか,やりたいことを明確に持っている人が多くて,その中で私はこの先プロになってやっていけないんじゃないかと自信を失いました。3回生になって各専攻に分かれる時に,当初はビジュアル・デザイン専攻に進もうと思っていました。しかし,そうは考えたもののビジュアル・デザイン専攻の場合,自分の描く表現ややりたいことをすぐにでも求められるような気がして,そういったものを明確に持ち合わせていない自分が仮にこのままの状態で進んだとしたら,残りの2年間の学生生活を何をやりたいのかも分からないままに過ごしてしまう可能性があると考えたのです。悩んだ挙句に,プロダクト・デザイン専攻を選んだのですが,その当時はそれ程興味があるわけではなくて,先輩方が椅子やバターナイフといった使える道具の制作に取り組んでいるということ程度の知識しかありませんでしたが,プロダクト・デザイン専攻であ学生時代はあくまで通過点。悩むことはありません。CX-3オートカラーアワード特別賞受賞時(2015)

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