京都工芸繊維大学 大学案内2020
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PCを使ったデスクワークを行う作業者を対象に、作業への集中と適度な休憩を促すシステムの開発に取り組んでいます。研究のきっかけは、塾講師のアルバイト。集中できる生徒とできない生徒がいるのを見て、「集中」というテーマに関心を持ちました。この研究室では、私だけでなく、日常生活の中の疑問からテーマを発想することが多くあります。この研究ではまず、「集中の度合いをどのように評価するか」という点から考え、キーボードの打数やモニタを見る目線の動きを評価尺度に設定。そして実験協力者の方々に自作のシステムを使っていただき、その効果を検証しました。そうした計画・実行・評価のプロセスを何度も繰り返し、研究を進めていきました。その過程で、論理的思考力や問題解決力が磨かれていったように感じます。同時に、研究の進め方について常に理由・根拠を意識する姿勢も身につきました。私の研究情報工学課程 4年次生 光田 昇平 さん計画・実行・評価のサイクルの中で論理的思考力や問題解決力が養われた。ヒューマンインタフェースをテーマに、人と情報機器、あるいは情報機器を介した人と人とのやりとりや、情報機器と人とが融合した社会における人の生活・作業を支援する手法を研究しています。アプリやクラウドサービス、電子工作などアプローチは様々ですが、体験をデザインすること(コトづくり)を目指す点が本研究の特徴。工学が人の役に立つためにある限り、発展し続けていく分野です。ヒューマンインタフェース研究室 渋谷 雄 教授研究室体験をデザインする「コトづくり」を通じて人と情報機器の新たな関わり方を探る。

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