京都工芸繊維大学 大学案内2020
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設計工学域は、電子システム工学、情報工学、機械工学の3課程から構成されており、高校教育における物理、情報の授業科目と密接に関連しています。これらの3課程は自動運転、IoT、AI、ロボットなど安全安心な社会に不可欠の技術の基礎となる教育研究を行っています。学部では、それぞれの分野で核となる基礎知識や専門知識を学び、授業・実験・演習を通じて、知識基盤を形成します。大学院博士後期課程までの9年間を3×3制度により3年毎に区切り、3年次までで必要な知識を習得し、学部4年次から大学院での高度な専門知識を学び、本格的な研究を始めることで研究能力の向上も目指します。大学院博士前期課程(修士課程)では、専門知識の深化に加えて、具体的な課題の解決にむけて、企画・設計から評価にいたる一連のプロセスを実践します。博士後期課程では、自ら課題を発見し、それを解決して新たな価値を創造する能力の形成を目指します。ここでは、「自らの方法が独自のものであるか」、「成功時の利点は何か」、「他の競合技術と比較して強みは何か」といった問いに答えられる能力の形成が重要となります。工学は、数学や物理学、化学、生物学などの基礎理論や自然原理の理解をもとに、社会に役立つ事物や安全で快適な環境を設計し構築することを目的とする学問です。グローバル化と都市化が進み、資源やエネルギーの問題、地球温暖化、超高齢化社会などの課題が顕在化しています。工学はこれらの課題解決のためにますます重要になりつつあります。社会に役立つ事物や安全で快適な環境を企画・設計するためには、課題を発見し目的を明確にする必要があります。要求されている事項を理解せずには前に進めません。実際に事物や環境を構築するには、どんな方法が使えるかを知ることや、原理的な限界を理解しておくことが重要です。さらにその方法が最善のものか、むやみに複雑化していない自然な方策であるかという問いかけを自らに課さなければなりません。そのためには様々なことを学び理解し、その知識を駆使して総合的に判断する能力を身につけます。設計工学域工芸科学部電子システム工学課程情報工学課程機械工学課程

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