京都工芸繊維大学 大学案内2020
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 京都工芸繊維大学は、京都にある工科系大学です。この京都にあるということが重要です。千年の都である京都は、日本の文化の本質にあたる部分を生み出してきましたが、同時にものづくりの発信地として多くの「もの」も生み出してきました。それら伝統工芸と言われるものづくりの思想は、単に継承され続けるものではなく、現代でこそ新しい技術革新に活かされるものであります。それは、ものを作る技術を常に人々の生活の中で検証することで社会的なイノベーションを生み出そうとする思想であり、そうした思想を生む京都という場のもつ力を、実際の工学の研究・教育として実践する、それが本学のミッションです。 どのような人材を育成するのか。本学で育成するのは、単なる技術者ではありません。工学の基礎的知識・技能に基づいてリーダーシップを発揮し、様々な社会的プロジェクトを成功に導くことができる人材「テック・リーダー」の育成を目指します。そのために、専門力、リーダーシップ力、外国語運用能力、文化的アイデンティティ精神の4つを工繊コンピテンシーとして位置付け、それらを確実に高めることのできる教育プログラムを、工芸科学部6課程、大学院工芸科学研究科博士前期課程14専攻、博士後期課程8専攻のすべてにおいて構築します。 もうひとつ目指しているのは、「デザイン・シンキング」の実践です。社会的なイノベーションは、専門に特化した研究だけでは実現できません。広範な分野の融合が必要です。しかし、単に集まるだけでは何も生まれません。「どのようにすればその融合がイノベーションを生み出すことができるのか」という課題の解決を広い意味でのデザインと考え、その解法を導き出し実践する思考をデザイン・シンキングとして捉えます。その実践のために、世界一線級のデザイナー、建築家との連携活動の拠点となる「KYOTO Design Lab」を設置し、デザイン・シンキングの思想や方法を創出するプロジェクトを展開してきました。そこからさらに、専門分野の枠を超えて繊維・高分子研究拠点、グリーンイノベーション研究推進拠点、昆虫先端研究推進拠点などにも拡大することで、大学全体でデザイン・シンキングを方法的基盤とする体制を構築します。 こうしたチャレンジに欠かせないのが、「連携」です。それは工学の教育・研究を捉える視野を広げることです。世界的な視野から評価する視点を導入することは、すでにKYOTO Design Labなどの国際連携の実践として多くの成果をあげつつあります。そして、地域社会や企業からの視野については、京都府北部の福知山市に設けたキャンパスを中核として、そこをベースとする分野横断型の地域創生 Tech Programの展開や、京丹後、綾部拠点との有機的連携など、強固な地域連携の事業として進めているところです。 京都から世界に向け、新しい工学のイノベーションの波を創り出す。本学の挑戦は続きます。森迫 清貴学長巻頭特集学長あいさつ組織図応用生物学域応用生物学課程物質・材料科学域応用化学課程設計工学域電子システム工学課程情報工学課程機械工学課程

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