二松學舍大学 大学案内2017
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高校時代は英語科、大学入学時は日本語教員として国際的に働こうと考えていました。そんな私が短歌に夢中になったのは、大学で短歌制作の授業を受けたことがきっかけです。凝縮された詩の世界にすっかり魅せられてしまい、結局大学院に進みました。雑誌の編集という仕事に出会ったのは、大学院時代に紹介されたアルバイトがきっかけで、その流れで大手出版社での編集者を経て、結婚を機に現在はフリーの編集者として雑誌制作に携わっています。仕事で必要なのは、相手が求めているものを見極める力です。例えば新しい企画をつくる場合には、今の読者の期待を裏切らず、それでいてこれまでにないものを生み出す必要があります。また、実際に作品を書いていただく著者が今いちばん何に関心があって、どんな作品を作りたいのか会話の端々から察し、気持ち良く創作できるように良い関係性をつくっていくことも雑誌をつくる上で欠かせないからです。大学生活で文学を通して「人々の多様な価値観」を学んだ経験は、実際のコミュニケーションでも活かすことができています。将来のことが不安になることもあると思います。でも考えることをやめず、人との出会いを大切に日々を過ごしていけば、未来は良い方向に拓けるのではないでしょうか。雑誌に関わるすべての人の気持ちをイメージし続ける。住谷 はるさん編集者(フリーランス)2006年3月 文学部 国文学科卒業ひら05

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