二松學舍大学 大学案内2017
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柚木 美衣奈さん国文学科日本語学専攻4年次生平塚学園高等学校 出身文法や敬語、発音、ひらがなとカタカナ、標準語と方言等の様々な切り口から、日本人が普段、特別に意識することのない「日本語」という言葉の特性を再認識します。日本語学専攻文学部 国文学科これまで意識しなかった日本語の「なぜ」を追究する。私たちが日々当たり前に使っている「日本語」を普段とは違った角度から眺めてみると、様々な発見があります。1多彩な切り口から日本語をとらえ直す。古典文学の時代の日本語と現代の日本語を比較すると、変わった部分もあれば変わらない部分もあります。なぜ変わったのか、あるいはなぜ変わらなかったのかを考えていきます。2古典から現代に至る日本語の変化を追いかける。3身のまわりにある日本語をサンプルとして取り上げる。日本語を考える手がかりは、至るところにあります。チラシや看板、さらに店舗でのやりとり等も、格好の素材です。街を歩いて、「日本語採集」をしてもらうこともあります。日本語学講義②(日本語意味論)高校生の時に『源氏物語』を読み、歴史と言葉の変遷に興味を持ったのがきっかけで、日本語のすばらしさや日本の文化の奥深さを多くの人に伝えたいと思うようになりました。将来の目標は、日本語を母語としない外国の方に日本語を教える日本語教員になることです。そのために日本語をあらゆる角度から研究しています。授業で専門的に学びはじめてから、普段から日本語の使い方や表現に疑問を持つようになり、より深く言葉について考えるようになりました。日本語学専攻の特長人は他者が発する音声や文字という言葉(物理的信号)、さらに芸術作品等まで、脳内部の解読装置によって意味(発信者の意図)に還元しています。そうした構造を知り、日本語の真の意味を探ります。日本語の意味とは何かを考える。日本語が今の形になるまでの歴史を学ぶ。言葉遣いから見える、日本人の考え方。日本語学研究①(日本語の変遷)日本語の変遷を通時的にとらえ、日本語史の基本的な知識を身につけることを目的とし、日本語全体の歴史を時代順に追うのではなく、分野ごとにどのような変遷があったのかを概観し考えます。日本語学特殊研究①日本語の待遇表現について、共時的・通時的に考察します。特に尊敬語・謙譲語・丁寧語等の狭義の敬語に関して、そのはたらきや現代語に至るまでの推移等、様々な面から考えます。PICK UP授業日本の良さをたくさんの人に伝えたい。※これらの授業は2015年度に開講されたもので、授業内容等を変更する場合があります。対照言語学(日本語と韓国語)では、韓国語にフォーカスし外国語の構造から日本語を見つめ直します。韓国語は隣の国の言葉ですが、日本語にはない発音があったり、同じ意味の言葉がなかったり、時制すら異なります。「結婚していますか?」とそのまま言うと、「結婚式をしているところですか?」という現在進行形の意味あいになってしまうのです。そのような言葉の違いを学ぶほかに、授業では日本と韓国の価値観の違いを知るために、韓国映画を字幕なしで観て自ら解釈した筋書きを書くことも行います。国による言葉や文化の違いを知ることは、日本語教育や韓国語教育を行うためのベースになります。国際化が進む中、日本のことを日本だけにとどめておくのではなく、積極的に世界を知り、日本を発信できる人材になってください。日本語を外国語から見つめ直す。文学部渡邊 了好 教授【専門分野】日韓対照言語学、日本語教育、韓国語教育、韓国論、日本文明論発音の違いを確認中。「対照言語学研究③(日本語と韓国語)」文学部日本語学専攻24

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