二松學舍大学 大学案内2017
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文学部専攻一覧国文学専攻国文学科両学科共通人間の喜びや哀しみを、選び抜いた言葉で表現した文学。1300年以上にもわたる日本文学史の中で生まれたたくさんの作品は、現代の私たちの心をも打つ言葉の芸術作品です。国文学専攻には、あらゆる時代・ジャンルを網羅した多数の講座が用意されています。1つひとつの語句を丁寧に解釈する演習、史実との関わりをとらえる講義等を通して、多様な角度から作品の核心に迫ります。文学に触れることは、時代を超えて他者と「言葉」でつながることにほかなりません。研究を通じて他者への想像力を磨き、「生きる力」を養うことを目指します。古典から近現代までの作品を読み解き、日本の文化を伝承していく。映像・演劇・メディア専攻映像・演劇・メディア専攻では、私たちが日頃接し、楽しんでいる「物語」とその媒体のすべてをメディアととらえ、研究対象としています。能や狂言の分野では、『風姿花伝』をはじめとした文献講読の講義や、能楽師・狂言師による実技を通して理解を深める講座があるほか、近世芸能の講義も開講されています。現代演劇の分野では、映像を鑑賞して理論面の考察を図るだけでなく、実際に演技を行い、劇場で作品鑑賞をすることもあります。また映像論の授業では、映画、テレビドラマ、マンガ、小説、ゲーム等の理論面の考察を深めます。小説・映画・古典芸能等のメディアを幅広く学び、深い考察を展開する。日本語学専攻日本語学専攻は、日常的に利用していながら深く考える機会の少ない「日本語」について、より深く知るための場所です。例えば、『万葉集』や『源氏物語』といった古典文学作品を教材に古代から現代への言葉の変遷をたどる、年齢・性別・職業等に応じた言葉の違いを考える、日本各地の方言の特徴を探る、異言語と比較して日本語の性質に迫る等、様々な観点で日本語を見直すことで、「日本語」について学びを深めていきます。なお、本専攻の科目には、文化庁の定める日本語教員養成課程の日本語学関係の科目も含まれています。これまで意識しなかった日本語の「なぜ」を追究する。日本文化専攻日本文化は、日本人が作り上げてきた遺産であるとともに、新しい文化の創造の源泉となるものです。日本文化専攻では日本文化について、主に民俗学と歴史学の視点からアプローチします。民俗学的視点からは、衣食住や年中行事、民間信仰、祭り、昔話、伝説等を生活文化としてとらえ、それらの文化的意味を含め総合的に追究します。歴史学的視点からは、仏教をはじめとした宗教文化や社会制度、有職故実、風俗等について分析し、文学や芸術が生み出される背景を探ります。またフィールドワークも重視しており、各地で調査をする機会も設けています。民俗学と歴史学の視点から日本文化を研究し、深く理解する。日本人が諸外国を訪れると、異なる文化の中に「日本の生活に通じる何か」を感じることがあります。他者を鏡として自分が何者であるかを知る。そのための知力を鍛える。それが比較文学・文化専攻の基本姿勢です。本専攻では日本、中国、韓国や諸外国の特質を探り、その過程で日本の言語・文学・文化はもちろん、諸外国の言語・文学・文化等を幅広く学びます。本専攻は、異文化研究を通して自らの知力を鍛えるためのカリキュラムを用意しています。日本と海外諸国の文学・文化を比較し、多角的な視点から日本の魅力を探る。比較文学・文化専攻20

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