上智大学 大学案内2017
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科目紹介■憲法(統治機構)基本的人権の講義にひき続いて、憲法の統治機構(裁判所、国会、内閣、天皇、地方自治、国民)につき、基本的な判例・学説を学ぶ。憲法史や平和主義の問題についても取り扱う。■民法総則民法の入門として民法の沿革、基本原理、財産法の全体像を学び、その後に権利の主体(権利能力、意思能力、行為能力〔成年後見制度〕など)、物、法律行為(その分類、契約の有効性など)の順序で学んでいく。抽象的な規定が多い民法総則の内容を、六法を用いながら基本から学習する。■債権法各論Ⅰ(契約)民法に定める契約に関するルールについて解説する。契約総論では契約の成立、同時履行抗弁権、危険負担、契約の解除について学習し、契約各論では売買、賃貸借、請負を中心に解説する。■民事訴訟法Ⅰ裁判所に訴えを提起してから、口頭で弁論し、和解や判決に至る民事訴訟に関するルールにつき、単なる裁判の手順、国家が定めた固定的制度ととらえるのではなく、利用者自身が使いこなし作り上げていく制度という視点から学習する。■行政法総論行政法の通則的部分を扱う。現代社会において、行政は我々の市民生活、社会活動に多種多様に関わっているため、行政が行動する際の法的ルール、行政と市民との間の法的関係などを明確に認識する意義は増大している。講義では、伝統的行政法理論のほか、行政手続法、情報公開法などの比較的新しい制度を学ぶことによって、許認可や行政指導など多様な行政手法について法的な検討を行う。■刑法各論どのような行為に対して、どの範囲で刑罰を科すべきか、個別の犯罪類型ごとに検討する。特に、判例の正確な理解に重きを置いて進める。■会社法Ⅱ株式会社の計算、資金調達、設立、組織再編等を中心に、株式会社法全般の先端的な問題についても学ぶ。ルール解説のみならずビジネス・プランニング(戦略法務)の観点の習得も目指す。教授 甘利 公人保険法・保険業法教授 安西 明子民事訴訟法教授 伊藤 雄司商法教授 伊藤 渉刑法教授 奥田 純一郎法哲学、生命倫理法教授 佐藤 岩昭民法教授 照沼 亮介刑法教授 矢島 基美憲法准教授 佐藤 結美刑法准教授 富永 晃一労働法准教授 永野 仁美社会保障法「法律学特殊講義Ⅲ(法思想史)」 奥田 純一郎 教授教員・研究分野Q.国際関係法学科、地球環境法学科との違いは?A.法律を学ぶ点は3学科とも共通です。本学科では基本的な法理論から社会を直視した法律の運用をバランスよく学びます。選択必修科目では他2学科の科目も選択が可能で、国際法や環境法などトータルな視野から日本の社会に関わる法を学ぶことができます。Q.早期卒業制度があると聞きました。A.早期卒業とは、在学期間(休学期間を除く)が3年以上あり、所定の手続を経て、3年次終了時または4年次の春学期終了時をもって卒業することです。卒業単位を満たした上で、全体の成績評価がGPA3.5以上必要です。法学部全学科の学生が利用できます。FAQ後藤 祐吾(2015年度卒業)こんにちは。元気にしていますでしょうか。高校生の私は、部活と勉強に熱心に取り組んでいると思います。大学に入ってから私はさまざまなことを知ることになります。その中でも特に2つの部分で成長した気がします。1つは、多様な価値観を受け入れることです。高校までの私には選択肢が少なかった気がします。「これだったらこれ」と視野が狭かった私は、物事にはいろいろな考え方、捉え方があると、大学に入って学びました。もう1つは、自分で選択することです。大学では、高校までの決められた枠組みの中で学ぶのとは違い、自由に学ぶ機会が与えられました。自分の欠点、新たに興味が湧く分野が多くある中で、自分なりに何を選ぶのかを決めることは難しい反面楽しいです。多種多様な法律の中で学びたいと思う分野を、持ち前の熱心さで取り組んでください。私は4年間で多くを知り、考え、判断することを繰り返して大学生活を満喫してきました。高校生の私も後悔が無いように頑張ってください。神学部文学部総合人間科学部法学部経済学部外国語学部総合グローバル学部国際教養学部理工学部短期大学部大学院上智社会福祉専門学校80

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