一橋大学 大学案内2017
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26高い資質と志を備える法曹の養成を目指す 法科大学院は、①専門的知識の習得と創造的な思考力等の育成、②先端的な法領域の理解、③人間性と責任感の涵養、といった理念を前提として、ビジネス法務の理解と広い国際的視野、そして豊かな人権感覚の三つの資質を備えた法曹の養成を目指しています。 さらに、法科大学院は、一人ひとりの人格が尊重される社会を作るという理想を共有し、そのような理想の実現に貢献できる法律家の養成を目指しています。 以上のような方針の下で、法科大学院では、理論と実践を有機的に結びつけた教育が行われています。1年次で法律基礎科目を確実に習得し、2年次で応用力を養い、3年次で実務の基礎を身に付けるという積み上げ方式のカリキュラムが組まれています。また、2年次夏期特別研修として、法律事務所体験・企業実務体験・行政実務体験といったエクスターンシップも置かれています。3年次の発展ゼミにおいても、理論的な科目とともに実践的なメニューが用意されています。 それぞれの活動の場で、指導的法曹となれる人材を育てるという高い志を共有する教員と学生により、連帯感をもちつつも真剣な学修が行われています。法科大学院実践的高度専門教育により世界に通用する政策のプロを育成School of International and Public Policy 国際・公共政策大学院日本における高度職業人専門教育の牽引役Graduate School of International Corporate Strategy 国際企業戦略研究科 国際企業戦略研究科には「国際経営戦略コース」「金融戦略・経営財務コース」「経営法務コース」の3コースがあり、「国際経営戦略コース」と「金融戦略・経営財務コース」は日本初の専門職大学院でもあります。「国際経営戦略コース」は10月開始の英語によるカリキュラムを昼間に開講し、「金融戦略・経営財務コース」「経営法務コース」は4月開始の日本語によるカリキュラムを夜間に開講しています。これらのコースは相互に独立していますが、社会人教育の理念、手法及び目標において、いくつかの共通点があります。まず、日本発の「知」と欧米から学べる「知」を融合した、ユニバーサルに通用する枠組みの構築を目指している点。そして実務と理論の融合を狙った教育体系を整備している点などです。 授業では、ケース・スタディー、フィールドワーク、シミュレーション、データ分析、実験等の幅広い教育手法が用いられ、緻密な理論、的確な現実感覚、柔軟な実行力を身に付けたプロフェッショナルを育成しています。また、キャンパスは、一橋大学発祥の地であり、企業や官公庁も集中する千代田区一ツ橋に立地しています。ビジネスの脈動を体感することによる知的刺激に満ち、創造力と実践力を研く格好の環境にあり、有職者の通学に便利であるという利点があります。 社会科学の総合大学として発展してきた一橋大学の歴史と伝統を継承し、経済社会が直面しているグローバル化、情報化、専門化への要請に応え、日本における高度職業人専門教育の牽引役を担うことで、さらなる発展へと向かっています。Hitotsubashi University School of Law国際企業戦略研究科金融戦略・経営財務コース・昼間・英語での授業・日本及び海外の企業において 実務経験を有する者 (日本及び外国の学生)を対象とする・夜間・日本語での授業・企業・官公庁等における原則2年以上の 実務経験を有する者を対象とする経営法務コース・夜間・日本語での授業・企業・官公庁等における原則2年以上の 実務経験を有する者を対象とする国際経営戦略コース国際・公共政策大学院公共経済コース■公共法政プログラム (法制度と行政)■グローバル・ガバナンス・プログラム (国際関係*一部英語による授業)■公共経済プログラム (公共経済学)■アジア公共政策プログラム (公共経済学*すべて英語による授業)国際・行政コース 国際・公共政策大学院は、政策の専門家の育成を目指して2005年4月に発足した専門職大学院です。国際化の進展とともに、国や地方自治体の政策に求められる内容も高度化し、民間の政策アナリストも含め、政策のプロの重要性が増してきています。本大学院は、こうしたニーズに応えるため、法学、国際関係、経済学の高度な専門教育を行いつつ、学問分野や官民の垣根を越えて、現実の重要な政策の分析と評価ができる人材の育成を行うことを目的としています。 国際・公共政策大学院は、右図のとおり二つのコースと四つのプログラムからなっています。これらのプログラムは、一般(学部新卒者など)の入学者のほか、社会人や留学生も多数受け入れています。 ここでは、様々なバックグラウンドの学生が集まって、国の内外で活躍する明日の政策プロを目指しています。学部のうちからしっかりと目的を定めて勉強し、公共政策の専門家を目指すことを決意した方々が、国際・公共政策大学院でその目標を実現することを期待しています。 

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