一橋大学 大学案内2018
19/58

大学紹介教育・研究学際・国際交流 学生生活入学希望者向け情報17法学部カリキュラムの特徴卒業生から 法学部のカリキュラムでは、学部導入科目・学部基礎科目・学部発展科目という段階が設定されています。これは、厳格な学年配当制ではなく、ゆるやかな積み上げ方式を意図するもので、学生が自主的・計画的に履修していくことを奨励しています。開設科目は、伝統的な科目を精選して提供していることはもちろん、知的財産法や金融商品取引法などの現代的科目、「ジェンダーと法」、「文化交流とネットワーク」といった特徴的な切り口の科目もあります。また、学部発展科目の一部には、大学院科目との合併科目として、進んだ学修への機会となるものも含まれます。法学部科目は概ね基礎法・公法・国際法・民事法・企業法経済法・刑事法・法言語論・グローバル・ネットワーク論という「部門」に整理されています。  一橋大学の法学部は、法律学科の中に法学と国際関係分野を併せ持っていることが特徴です。学生は、3年に進学する際に、本人の希望により法学コースまたは国際関係コースに属して、いずれかの分野に重点を置いて科目履修します。法学コースでは法学関係の部門を中心とする5部門、国際関係コースでは国際関係の学修に適応した4部門の科目を所定の単位履修することが必要です。法学コースは、法的な素養を身に付けて官公庁や企業内で活躍しようとする人、法学既修者として法科大学院に進学し法曹を目指す人などを対象として想定しています。国際関係コースは、外交官や国際的活動をする機関・企業などを進路として考えている人に向いているでしょう。もっとも、いずれのコースに属してもかなり自由な科目履修が可能です。さらに、豊富な全学共通教育科目のほか、他学部の学部教育科目を履修することも認められているので、各自の興味や進路に応じて柔軟な学修計画を立てることができます。この際、「経済学副専攻プログラム」により、経済学部の科目を系統的に履修する形をとることもできます。 また、2017年4月から「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」を開始します。これは、グローバルに活躍する高い専門性を持ちつつ、ジェネラリストとして活躍するリーダーを育成することを目的としたプログラムであり、1年次修了時に選抜された学生は、GLP指定科目(使用言語は英語)の単位修得、8ヶ月以上の留学等の修了要件を満たすと、卒業時に修了証書が授与されます。 ゼミナール制度は、今や多くの大学で採用されるようになっていますが、伝統ある一橋大学のゼミナールは、教員一人に対し7人前後の学生から構成され、2年間継続して密度の濃い議論を積み重ねる徹底した少人数教育の場です。そして、ここで指導を受けながら学士論文(卒業論文)を完成させるのです。時間割外の「サブゼミ」や合宿などを恒例とするゼミナールも多く、卒業後も継続する人的つながりを得る意味も含めて、文字通り法学部教育の核であると言えるでしょう。Faculty of Law法 学 部□法律学科(法学コース・国際関係コース)■ 銀行・金融/保険■ 製造業■ 情報・通信■ マスコミ■ 貿易・商事■ 建設・不動産・運輸■ ガス・電力・石油■ サービス業■ 官公庁■ 進学■ その他一橋は、小規模な大学である分、学生に手厚いサポートが行き届くところが最大の魅力です。特に、普段の授業以外のプログラムがとても充実しています。私の場合、1年生の春休みに、大学と提携のあるスペイン商社の法務部で1ヶ月半のインターンシップに参加しました。3年生のときは、米国ペンシルベニア大学に1年間の交換留学にも行きました。自分次第で色々なことにチャレンジする環境が整っており、本当に楽しく、貴重な経験をたくさんさせていただきました。ゼミが充実しているのも魅力です。私は国際政治に関心があり、国際安全保障を学ぶゼミに所属していました。通常のゼミ以外に、沖縄での米軍基地見学、防衛大学校の学生との交流、ソウル大学との合同シンポジウムで韓国遠征したりと、外部と交流する機会にもたくさん恵まれました。そして、何にも代えがたい一生の仲間とも出逢えました。現在は、総合ITベンダーで経営企画の仕事に携わっています。海外駐在経験も経て、日々挑戦ではありますが、何事もポジティブに捉えてキャリアを切り開いていきたいと思っています。いつ振り返っても、私は大学生活を一橋で過ごすことができて本当に良かったと思っています。四季の美しい国立のキャンパスは、卒業した今も、いつでも訪れたい大好きな場所です。受験生の皆さんにも、素晴らしい4年間が待ち受けていることを願っています。美しいキャンパスで学生生活を120%満喫http://www.law.hit-u.ac.jp/□ 取得できる資格/教員免許 中学校教諭一種免許状(社会) 高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)2012年 法学部卒業富士通株式会社奥谷 響子

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る