一橋大学 大学案内2017
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大学紹介教育・研究学際・国際交流 学生生活入学希望者向け情報13経済学部カリキュラムの特徴卒業生からFaculty of Economics経 済 学 部2008年 経済学部卒業新日鐵住金株式会社植原 佑介都会の喧騒から少し離れた、美しい庭園に囲まれた趣のある校舎、日本最高レベルの講義。目標となる尊敬できる人物が身近にいて、共に切磋琢磨できる仲間が沢山いた事。大学時代を振り返ると、本当に恵まれた環境でした。大学在学の四年間は人生の中では僅かな期間ですが、その後の人生の礎になっている事は間違いありません。専攻していたゲーム理論(ミクロ経済学)では、その理解と応用に苦心しつつゼミの仲間達と喧々諤々の議論を交わした事が思い出されます。専門的な知識の習得のみならず、論理的な思考能力を養う意味でも非常に有意義なものでした。所属していた体育会合気道部では「どうすれば力を使わず(相手を傷付けず)に制する事ができるか」という術理を追い求め、試行錯誤の日々。前提を置き、想定し、検証し、失敗する、の繰り返し。全力で物事に向かい合いトライ&エラーを繰り返す事が、後の自信に繋がったと信じています。大学生活、恵まれた環境であるからこそ、全力で向き合えるものを必ず見つけて欲しいと思います。一橋大学には皆様の知的好奇心を満たす全てがあります。それが、社会で活躍する諸先輩方を多く輩出し、一学年千人の小規模な大学でありながら一橋の名が社会において確固たるステータスを確立している所以です。大学生活に大いに期待をして下さい。皆様が一橋大学で充実した学生生活を送られる事をお祈りしております。恵まれた環境の中で□ 経済学科http://www.econ.hit-u.ac.jp/□ 取得できる資格/教員免許 中学校教諭一種免許状(社会) 高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民) 中学・高等学校教諭一種免許状(数学) 経済学部の学生は、各自の興味と進度に応じて、経済学に関する授業科目を柔軟かつ段落的に履修することができます。授業科目は、3桁の番号を付して段階的に分類されています。すなわち、すべての科目は、レベルに応じて、入門科目からなる100番台科目、基礎科目の200番台科目、専門・発展的科目の300番台科目に分けられています。さらに、意欲ある優秀な学生には、大学院入門科目の400番台科目を開放しています。 各レベルにおける基本科目群は、コア科目として、必修または選択必修とされています。例えば100番台では、「経済学入門」、「経済思想入門」、「統計学入門」、「経済史入門」の4科目が必修です。これらは経済学の各領域に関する基礎知識を教える科目であり、高校教育からの転換、そして経済学への入門として必須の科目となっています。また、200番台では、「基礎ミクロ経済学」、「基礎マクロ経済学」、「基礎計量経済学」、「基礎経済数学」の4科目のうち、任意の2科目が必修です。これらは、100番台に続き専門的な科目への橋渡しとして、経済学に必要な基礎を講じる科目です。300番台科目は、より専門的なレベルの科目から成り、各分野の科目が豊富に提供されています。学部卒業要件は、このレベルまでの講義で満たすことが可能です。 さらに、上述の通り、大学院科目である400番台科目の履修も可能となっています。400番台科目には、コア科目として「上級ミクロ経済学」、「上級マクロ経済学」、「上級経済原論」、「上級計量経済学」、「比較経済史」、「中級ミクロ経済学」、「中級マクロ経済学」、「中級計量経済学」が置かれています。経済学部では、学部卒業後、1年で大学院修士課程を修了する「5年一貫教育システム」を導入しており、より高度の専門的職業を目指す学生には、学部卒業後、追加的に1年で修士号を取得して社会に出る道を開いています。そのために、学部在学中に履修した400番台の科目の一部を、修士課程の履修単位として持ち越すことができるようになっています。2006年以降、この制度による卒業生が53人社会に出ています。また、世界的な視野で問題を発見し、解決する能力を備える「グローバル・リーダー」の育成を目指して、2013年度から「グローバル・リーダーズ・プログラム」が本格的に始動しました。経済学の基礎から専門科目まで日本語と英語の両方で履修でき、英語ネイティブ教員による英語スキル科目、アジア新興国や欧州への短期海外調査、海外の協定校への長期留学の機会も提供されます。 さらに「法学副専攻プログラム」を通じて法学部開講科目を系統的に履修でき、経済の諸問題の理解と解決に必要な法律の基礎を身につけることが可能です。 多くの学生がこれらのプログラムに参加することが期待されます。

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