一橋大学 大学案内2017
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大学紹介教育・研究学際・国際交流 学生生活入学希望者向け情報11商学部カリキュラムの特徴卒業生から□ 経営学科 □ 商学科 Faculty of Commerce and Management商 学 部2005年 商学部卒業シャープ株式会社谷宮 悠介「うちのゼミは経営学のゼミではなくて日本語のゼミだ」私が大学時代師事した伊丹先生がよく言っていた言葉ですが、これほど「一橋大学で学ぶ事」について的確に表している言葉はないと思います。正直に言うと、学部レベルで学べる内容には限界があります。しかし、一橋大学の4年間では「社会を見つめる見方・それを分析する考え方・考えを表現する方法」を学ぶことができます。授業でもそうですし、ゼミでもそうですし、もちろん課外活動や友人たちの会話などからも学ぶことができます。私は所属していた一橋祭運営委員会の活動とゼミから特にいろいろなものを学ぶことができたと思っています。物事を考える量が多い。これが大学での勉強とそれまでの勉強との大きな違いです。そこから大学院に行くもよし、就職して社会で役立てるもよし。重要なのは、学ぶ知識それ自体よりも、それによって身につくものの見方・考え方です。どんな進路を選ぶにせよ、身についたものは必ず役に立ちます。こういった能力を得るための環境として、一橋大学はこの上ない場所だと思います。ぜひ、ここ国立に学びに来てください。大学で得られるものhttp://www.cm.hit-u.ac.jp/ 商学部カリキュラムの最大の特徴は、大学1年次から4年次までゼミナールが必修として提供されていて、それに合わせて講義科目が体系的に組まれていることです。 ゼミナールというのは、一人の教員のもとに1クラス10人程の学生が集まり、共通の問題意識の下で「読み・書き・考え、議論して」互いに切磋琢磨して学んでいく教育の場のことです。商学部は、「ゼミナールの一橋」の伝統に立ち返って、徹底的に少人数の教育にこだわり、1年次には導入ゼミ、2年次には前期ゼミ(英書講読)を必修としています。 1年次・2年次のゼミナールを通じて商学部生は、入学後の早い時期から、何を、何のために、どのように学べば良いのかを理解することができ、自ら積極的に学ぶ大学生へと成長していきます。この基礎の上に立って、3年~4年の2年間を過ごす後期ゼミナールで高度な専門性をもった学習・研究を進めていくことになります。一橋大学のゼミナールは、共に青春時代を共有して学ぶ知的共同体です。そこは勉学の場であるとともに、社会について議論を戦わせたり、自分の悩みを語り合える人間関係を育む場でもあります。ここでの経験は知識という点でも精神という点でも一生の財産となるものです。 この4年間のゼミナール教育をサポートするように、多様な講義科目が体系的に構築されています。まず1年次と2年次には経営学、マーケティング論、会計学、金融論の基礎を学ぶための基礎科目が必修として置かれています。将来どのような専門領域に進むことになろうと、まず商学部で学ぶすべての科目の基礎をしっかりと学ぶための科目です。これらの科目を履修したら、18個の標準科目を学生は学びます。経営戦略論や経営史、ビジネス・エコノミクス、マーケティング、財務会計論、ミクロ金融論など、商学部出身者として身に付けるべき知識を習得する標準的な講義です。この幅広い知識ベースをもって後期ゼミの勉学に励み、さらに高度な専門知識を学部選択科目で補充しながら充実した4年間を過ごしてもらいたいと願っています。 2013年度入学生からは、外国人教師による少人数(15人程度)の授業が週2コマ実施されています。PACE(Practical Applications for Communicative English)と呼ばれるこのプログラムは、英語を聞き・書き・話す能力を高めるために、1年次に集中して通年で2コマ(1.5時間×2)が開講されます。ここで英語力を高め、さらにグローバルに活躍したいと思う人は、2年次以降に「渋沢スカラープログラム」に参加することもできます。これは1年次末に15名ほどの学生を選抜し、英語による専門科目や海外留学、海外でのインターンシップなどを組み合わせて、グローバルに活躍できる人材を育成するプログラムです。一橋大学商学部は、ゼミナールを通じた理論的思考力の開発と人格の陶冶、独自の英語プログラムによる国際性の育成を重視したカリキュラムを用意して学生の皆さんの成長をサポートしています。□ 取得できる資格/教員免許 高等学校教諭一種免許状(商業)

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