大阪府立大学 大学案内2019
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60研究テーマ看護や医療の質をあげるためのコンピュータやネットワークの活用について研究をしています。例えば、ナースコールのデータを分析し、言われなくても患者さんのしてほしいことがわかるような仕組みや、上手な看護の方法(注射の仕方等)を効率的に学習できるeラーニングシステムを開発しています。看護・医療サービスの質向上知識情報システム学類真嶋 由貴惠教授ビッグデータと呼ばれる多様で大量のデータを活用できる環境が整ってきています。企業経営におけるさまざまな問題を解決するために、これらのデータを適切にマイニングするための手法を開発し、実際に活用するための研究を行っています。経営問題への科学的アプローチ知識情報システム学類森田 裕之教授学習支援システムの開発知識情報システム学類瀬田 和久教授携帯電話やスマートフォンのためのアプリケーションや、新しいWebサービスの開発に取り組んでいます。例えば現実空間にCGで描かれた仮想物体を重ねて表示するARという技術をスマートフォンに搭載して、行きたい方向を正確に表示するナビゲーションシステムを開発しています。モバイルコンピューティング知識情報システム学類太田 正哉教授自律的に行動をとるサッカーエージェントを開発して、「2050年までにロボットのサッカーチームが人間のチャンピオンに勝利する」プロジェクトである、「RoboCup」 のロボットの頭脳として採用されるべきシステムを開発しています。これらは、人間が従来行っていた作業の自動化に繋がります。サッカーエージェントの知能化知識情報システム学類中島 智晴教授最近はTwitterやFacebookが話題になっています。これらのソーシャルメディアでは、予想外で有益な情報が見つかりやすいため、今までは見つけにくかった情報が見つけやすいのではと期待されています。私のグループではコミュニティを考慮した情報発見を行っています。情報発見に関する研究知識情報システム学類柳本 豪一准教授ヒトが本来持っている能力を引き出し、高めることを支援するソフトウェアの開発を行っています。プレゼンテーションを通じて学びへの内省活動を活性化することで「無知の知」を促し、「真摯に持続的に学習する能力」の育成を支援するシステムは、私たちが取り組んでいる研究の一例です。現代社会の問題を解決するヒントがここに。知識情報システム学類の最前線研究テーマ。看護・医療とコンピュータ・ネットワークを組み合わせ、新しい仕組みやシステムを研究。企業経営におけるデータマイニングに関する研究。ヒトの知的活動を活性化するシステムについて研究。地下街やGPSの電波が届きにくい場所で役立つWebサービスの開発を研究。コンピュータが自ら学習し、賢くなっていく知的システムを開発。大量のデータから効率よく情報を発見し、新しいデータを解析できる手法を開発。多様な状況、環境、立場の方々から、それぞれの考えを尊重して聴く姿勢を培ってください。教員からのひとこと情報検索等が苦手な人にとっても必要な情報を得やすくなるような、研究を行っています。教員からのひとこと広い視野から独自の問題意識を持ち、データ分析を活用して、現実の問題に答えを見つけ出せる能力を修得しましょう。教員からのひとこと情報通信技術や情報システムなどの情報技術を組み合わせ、未踏の分野を開拓できる能力を身につけてください。教員からのひとこと自由な発想とアイデアを形にする楽しみを感じてください。また、グループ活動を通して人の輪を広げてください。教員からのひとこと「ヒトをわかる」「ヒトに役立つ」の両立が、この研究のモットー。もっと賢くなれるのか? を掘り下げています。教員からのひとこと08現代システム科学域知識情報システム学類環境システム学類マネジメント学類工学域電気電子系学類物質化学系学類機械系学類生命環境科学域応用生命科学類緑地環境科学類理学類獣医学類地域保健学域総合リハビリテーション学類教育福祉学類看護学類大学院留学・国際交流キャンパスライフ就職・キャリアサポート大阪府立大学の沿革キャンパス紹介

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