大阪府立大学 大学案内2019
64/92

59TOPICSその他の看護学類大阪府立大学地域保健学域は、看護学類、総合リハビリテーション学類、教育福祉学類の3つの学類を設置しています。学部時代には、看護職、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、社会福祉職や教員などの専門職を個別に育成していましたが、2012年にその養成に関わる学問領域を学域・学類として統合・再編し「人が健やかに生きる」ことに影響を及ぼす現代の諸問題を総合的にとらえて分析し、それぞれの専門領域の視点を融合させながら学びを深めていくシステムを作りました。羽曳野キャンパスで「公衆衛生看護学Ⅱ」の授業が行われ、今回は「地域住民の健康状態を理解する」「地域住民のニーズアセスメントを行う」という授業目標で、NPO法人羽曳が丘E&L・ゆうゆうクラブを支える会所属の住民の方々にご協力いただき、地域保健学域 看護学類3年生たちがインタビューや身体計測を行います。学生・住民の方々ともに9つのグループに分かれて授業スタート。最初は学生たちも緊張気味でしたが、会話を重ねるにつれて活発な質問が飛んでいました。多様な専門領域が連携する視点を養う/地域保健学域共通科目一人暮らしの高齢者に寄り添う訪問ボランティアに参加看護学類「公衆衛生看護学II演習」 に潜入!学類詳細はP.61から上野 詩織さん(看護学類) 大学生活で印象に残っているのは、1年生の公衆衛生看護学概論の授業時に、先輩方が紹介してくださった高齢者の訪問ボランティアです。先輩方も先生方も凄くお勧めされていたので興味を持ち、私も始めました。一人暮らしの高齢者が、どのような環境でどのような思いを抱えて生活しているのかを、信頼関係を築きながら毎月訪問を継続して知ることができました。毎日の課題に取り組みながらも、自分の自由に使える時間が高校生の時より増えたと思います。看護学研究科看護学類全文はWEBから全文はWEBから全文はWEBからTOPICS63

元のページ  ../index.html#64

このブックを見る