大阪府立大学 大学案内2019
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59自然環境と調和のとれた人間活動への貢献をめざし、生命・環境・理学を融合させた新しい科学を学びます。食料やエネルギーなどの多様な資源を利用し、生活に必要な有用物質を作出し活用するため、また、人間が健全な環境で生活できる社会を持続的に発展させるために、環境と調和した社会活動に貢献できる優れた人材が求められています。そこで、生命環境科学域では、生物の多様な生命現象や生命機能の解明とその利用をめざしたバイオサイエンス・バイオテクノロジー、持続可能な環境の保全と創成、それらの基盤となると同時に広範な自然現象の理解と応用をめざす自然科学に関する専門的知識や技術を教育します。加えて、豊かな教養と問題解決能力、高い倫理観と創造力を育み、産業・社会の発展と学術の進歩に貢献できる人材を育成します。生命環境科学域College of Life, Environment, and Advanced Sciences数理科学、物理科学、分子科学、生物科学の探究と先端科学技術への応用をめざす自然現象の本質を解明し、理解することをめざします。自然科学の中核を成す数学、物理学、化学、生物学を深く学び、幅広い知識と主体的な探求心を科学技術の創造に役立てる力を育てます。理学類都市圏や自然地域、地球規模の環境問題を総合的に捉え、緑の機能を用いた環境再生や創造によって、都市圏における持続的発展と循環型社会の構築に寄与する力を養成。生態学、環境学、社会科学などを統合させた新しい学びを展開します。緑地環境科学類動物・植物・微生物にかかわるバイオサイエンス・バイオテクノロジーで、食料問題や医療、環境問題の改善・革新をめざすあらゆる生命体を対象に多様な生命現象の解明とその応用に関する教育・研究を行い、広範なバイオサイエンス・バイオテクノロジー領域で活躍できる有為な人材を育成します。応用生命科学類獣医師の育成機関・動物生命科学の教育研究機関として、人と動物の調和や食の安全、バイオメディカル研究、生態系の保全などで社会に貢献動物に対する先端医療、人間と動物の共生に係るさまざまな課題に関する専門的知識や技術とともに、豊かな教養と問題解決能力、高い生命倫理観と創造力を身につけ、産業・社会の発展と学術の進歩に貢献できる獣医師・技術者・研究者を育成します。獣医学類■生命環境科学域  学びのフィールド理学類緑地環境科学類応用生命科学類獣医学類健全な都市圏や緑地環境を守り創造する技術と能力を身につけた、緑と環境のスペシャリストを養成。都市圏の持続的発展、循環型社会の構築に貢献大動物診察室分子科学実験ⅡP.43P.45P.49P.5141

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