大阪府立大学 大学案内2019
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59機械系学類 School of Mechanical, Aerospace and Marine-System Engineering航空宇宙工学課程航空機、ロケット、宇宙往還機、人工衛星の開発から宇宙の利用へ。空と宇宙のフロンティアをめざす人類の挑戦は続きます。航空宇宙工学課程では、複雑な構造の強度などをコンピュータで計算する手法、巨大なシステムの開発手法、技術等の教育・研究を通して夢を育てつつ、リアリティーを失わないシステムデザイン能力の向上をめざしています。空と宇宙への挑戦が、世界を、未来を変える。人類の初飛行から約110年─空と宇宙への夢と技術に限界はありません。航空機や宇宙機の開発、宇宙の利用等のため、渦や衝撃波を研究する流体力学、構造の強度と軽量化を研究する構造工学、ジェットエンジンなどを研究する推進工学、自動操縦や航法装置についての制御工学、宇宙環境の利用を研究する宇宙環境利用工学、総合的な評価と設計のためのシステム工学、宇宙から地球を観るリモートセンシングなどを教育研究の専門領域としています。各分野の先端的技術課題の研究を通じて、航空機や宇宙航行体などを設計・製造・運用するための基礎理論と先端技術の教育を行い、創造的で柔軟性に富む技術者・研究者の養成をめざしています。 航空宇宙工学分野の基盤的技術に立脚して人類の持続可能な発展と地球環境の保全との調和をめざす先端的工学分野を開拓し、未来をになう人材を育成します。航空宇宙の専門分野を深く極めると同時に、航空宇宙工学分野の特質である、物事を総合的に考える能力、およびシステムデザイン能力の育成を目的としています。そのため、航空宇宙学講座と航空宇宙システム講座を設け、航空機や宇宙航行体の開発・設計、宇宙環境利用、地球観測等に関する教育・研究を行います。研究グループも専門分野別に、航空宇宙流体力学、航空宇宙構造工学、航空宇宙推進工学、航空宇宙システム工学、航空宇宙制御工学、宇宙環境利用工学に分かれて技術を修得します。●三菱電機●クボタ●本田技研工業●NEC●シーメンス●日本航空●トヨタ自動車●新関西国際空港●エイ・イー・エス●アイシン・エィ・ダブリュ●川崎重工業 ●デンソーパワトレインテクノロジーズ ●大学院進学 など主な卒業後の進路実績想定される進路●高等学校教諭一種免許状(工業)※資格・受験資格(申請中)※文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。●航空宇宙産業、造船・海事、自動車、鉄鋼・金属、建設・環境、電気、機械、情報、自動車 などの各種企業●公務員●大学院への進学37

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