大阪府立大学 大学案内2019
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59TOPICS2015年4月から、本学類の学生有志が開発した教科書販売システムが大阪府立大学生協で利用されています。このシステムでは、教科書の注文書を事前にWebで作成する事ができます。教科書販売会場で注文書を書く時の混雑を緩和したいと学生有志が提案し、本学類の教員の助言を受けながら大学生協のニーズを汲んで開発しました。開発した学生が卒業した後は、本学類の後輩達がメンテナンスを引き継いでいます。2017年7月に開催されたロボカップ2017(*)名古屋世界大会の「サッカーシミュレーション2Dリーグ」において、本学類の学生が参加するチーム「HELIOS2017」が優勝しました。参加学生のコメント:大会では、多くのチームが我々チームへの対抗戦術を研究してきていたため接戦が多く、また、試合はすべて人工知能が行っているため、私たちは見ていることしかできず、常に緊張感で一杯でした。指導教員のコメント: 無敗で優勝し世界一になったことで、本学類生によるチームの存在感を強く出すことができて大変良かったです。2016年6月開催のラーニング・イノベーショングランプリ2016(*)において、本学類の学生が参加するチーム「CEWill」が奨励賞と日本オーディエンス賞を受賞しました。研究グループでは、ヒトの知的活動を活性化したり、潜在的な能力や意欲を引き出すAIの研究を行っています。受賞研究では、多くの日本人が苦手とする第2言語(英語)による会話意欲を、音声対話技術を応用してインタラクティブに高めていくアニメーション・エージェントを開発しました。参加学生のコメント: 研究成果を社会イノベーションに活かすための貴重な経験を得ました。また、同じ分野で最先端研究に取り組むチームと競うことで、研究に対する意識が更に高まる最良の機会となりました。これが「知情」のチカラ! -教科書販売支援システムの開発-知識情報システム学類学類詳細はP.7からロボカップ2017世界大会で優勝ラーニング・イノベーショングランプリ2016で受賞全文はWEBから全文はWEBから*ロボカップは、人の操作によって動くロボットではなく、自ら動く自律移動型 ロボットによる競技会です。本学は2002年から参加しています。*ラーニング・イノベーショングランプリは、これまでにない学習・教育方法やスタイル、革新的なラーニングテクノロジーを発掘し、新たな学習・教育環境を提案することを目的とした競技会です。全文はWEBから09

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